私は、どちらかといえば縁起を担ぐタイプ。
「ここはキメたい!!」と思う大事な用事がある日に着る服を「勝負服」などと名付けては、その一日を始める前に気合をいれるのです。

こんな縁起を担ぐ私は、占いの類も、嫌いではありません。
「いいこと」が書かれていると純粋に嬉しいです。
「よくないこと」が書かれているなら気をつけよう、と意識します。

でもだからといって、巷に溢れる占いから出されて結果を言い訳にして、「私はこういう性格だから、、、」とやってもみないうちに諦めてしまったり、「これがないとダメになる、、、」と雁字搦めになるのは、とても不自由です。
占いは好きですが「そこそこ」の距離感を大切にしながら付き合うのです。

そういう私も、、、実のところ昔はどっぷり依存タイプ。
もともと、両親や先生、先輩や友達の意見に、かなり左右される傾向にあったものですから、だれかが「当たる!」と教えてくれた「占い」をご神託のように思っていました(笑)

それが「占いとのつきあい方」を綴る本と出会い、「占い」に対する捉え方が変わったのです。

 

もし「思い通りにならない、、、」「うまくいかない、、、」「いつまでこんなにしんどいんだ、、、」と思って何かを頼りにしたい衝動に駆られることがあるならば、この本があなたを冷静に引き戻してくれます。

「人生を成功に導く星の教え」来夢著

西洋と東洋の占星学と心理学から、たくさんの人生をサポートしている著者と、経営コンサルタントとしてたくさんの人生をサポートしている監修者により本です。
占星学と経営学がミックスされた、まったく新しいツールのお話しです。
ややこしい概念や難しい言葉は一切ありません。ときに厳しい言葉を目にするかもしれませんが、そこには著者と監修者の優しさが溢れています。

本書にかかれている「春夏秋冬理論」には、統計学的に整理された、著者の長年の占い師としての経験や監修者の長年の経営コンサルタントとしての経験が詰め込まれています。

自然の季節と同じように人生にも季節があるとするこの理論は、「人間も自然の一部なのだから自然のリズムに乗る方が生きやすいでしょ?!」という提案でもあります。
どれだけ「うまくいかない」状況に直面していても、月に満ち欠けの表裏があるように「今はそういう時期なのだ、そのうち状況も変わる」と潔くなれるのです。

また著者はいいます。
「心から湧きおこってくる素直な気持ちこそ、自分だかの色。それこそ宝」だと。
そして「ありのままの気持ちを素直に解き放つ」ことが大切だというのです。
このようなツールと付き合うときは、あくまでも「自分が主体」という姿勢で臨むことを、占い師である著者が諭しています。

 

この本を読めば、思い通りにならないことやうまくいかない、しんどいことでも、「そういうことか~!!」「しかたないなぁ~」」とおもわず口にしてしまうでしょう。
それはけっして安易な妥協や納得のための言葉ではなく、むしろ「今を生きる」という決意の証として現れるのです。

そうしてあなたは「自分のタイミング」を知ることになります。
「今」というタイミングをどのように活かすか、を判断する指標のひとつとして参考にできるツールを手にするのです。

ぜひ本書から、目に見えないけれども大きな影響をもたらす自然リズムを知ってみてください。そして、頼るのではなくうまく活用してみてください。
自然の波に乗って、あなたらしい幸せの在り方に向かっていくのです。

 

※読書後に、ぜひあなたの感想もお聞かせください。読活交換いたしましょう!!

 

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