読書会を何度も開催する中で、何度か同じ書籍を扱うこともあります。
ですが、テーマや参加される方が違えば、毎回、新しい発見があることが、とても興味深くあります。これば、ファシリテーター冥利でもありましょうか(笑)
昨日の「ママのための読書会」で扱った本の中には、別のテーマで読書会を開催したときにも扱ったものがありました。
けれども、そのときにはシェアされることさえなかったキーワードが昨日はでてきました。
それが「乳母」
欧米では馴染みの「ベビーシッター」という概念があります。
日本でも、最近は耳にするようにもなりましたが、まだまだ少数でありましょう。
けれども、よくよく考えると、中世の日本の文化の中には「乳母」という概念もあったわけです。
そして、読書会をしながら、この「乳母」の考え方に盛り上がる女性たち。
もし今の日本に「現代版・乳母」というような概念が浸透していて、信頼できる人に子どもを躊躇なく預けることができると、もっと子育てや仕事がやりやすくなるのだろうなぁ、と思いめぐらせていました。
コトバでは難しいのだけれど、、、「ベビーシッター」という感じではないんだよなぁ〜。
やっぱり「乳母」なんだよなぁ、、、
「ママが幸せになる」そんな思いを持ってこの読書会を開催している者として、今回の読書会は、「現代版・乳母」についてもっと真剣に考えよう、と思うきっかけとなる読書会でもありました。
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